「ここがわからん!」にお答えします。
問1. 初心者はどれくらい練習すれば参加できますか?
ロードバイクが全く初めてだと、3か月~半年の練習が必要。持久力を高め、速度に合った変速やブレーキ操作を身につける
目標は、
- 平坦路の巡航速度 ⇒時速25kmが維持できる
- 上り坂が続く道で ⇒1時間当たり標高差300m以上、上れる
- 週の練習量は ⇒160km走る(何日かに分けてもOK)
慣れたら距離を伸ばしていこう。
まず時速20km~を維持して1日に40km。休憩は1時間に10分。慣れたら距離を80→120kmと増やし160kmへ。そうなればOK!
問2. 中高年の自分にできますか。女性の参加はありますか
何歳からでも可能。当会ではリタイヤ世代が最も元気だ。ロングライドを走る女性も増えている。持久系スポーツは女性に向いているからね~。バイクジャージでおしゃれを楽しもう。
グライドを走る女性も増えている。持久系スポーツは女性に向いているからね~。バイクジャージでおしゃれを楽しもう。
問3 イベント参加、事前に習っておくことは何ですか?
次の3つを覚えよう。
- パンク修理(車輪を外し新品チューブに入れ替え)
- 輪行(前後輪を外して専用の袋に納めて電車で楽々移動)
- ビンディングの着脱(いざというとき外れるように)
問4 クロスバイクやシティサイクルでも完走できますか
できますが、サンダル履きでマラソン大会に出走するようなもの。やはり、きちんとしたロードバイクを用意すべき。
「きちんと」の目安は、後輪のギヤ板が10枚(10段)以上。ドロップハンドル。主な部品は「シマノ社のティアグラシリーズ」以上。の3点。価格は15万円~(!)、確かに高いが、整備すれば10年は使える。
良き相棒として活躍してくれるだろう
問5 イベント選びや参加申込はどうすればいいですか?
スポーツイベント専門の参加申込ポータルサイト(スポーツエントリーやJTBスポーツステーション)を利用しよう。
問6 ロングライドとはどれくらいの距離を指すの?
ずばり「1日で120km」以上がロングライド。達成感や手応えが違う。
「80~100km」はミドル、「60~80km」はショートと呼ぶ。
初めは「まだ、こんなに残っている…」距離への恐怖が募るが心配無用。何回かイベントへ出るうちに必ず慣れる。大丈夫
問7 ロングライドのイベントにはどんな種類があるの?
全国には約200の大会があり、5種類に分類される。
- センチュリーライド 160kmを持ち時間8時間で。超オススメ
- サイクルマラソン 「○○ライド」「ツールド○○」「○○サイクリング」などの名称で、1日に80~310kmのコースを一定の制限時間内に走る。最もポピュラー
- グルメフォンド 120kmほどコースの途中、各エイドで地元グルメをふんだんに楽しむイベント。食べ過ぎ注意?
- グランフォンド 和名=苦難本当。
山岳地の120kmほどのコースで、累計上り標高差が2000m以上。脚力が求められる。 - ガイド付きライド プロガイドやツアー会社スタッフが伴走して長距離を走る。荷物は車で運搬し、昼食が出るなど、至れり尽くせり。安心だが、成し遂げたという満足感は薄い。
問8 走行中、着替えなどの荷物はどうするの?
クルマで参加なら車中に。電車輪行の人は、主催者が発着点で預かってくれるはず(事前に確認を)。
なお、面倒だからと荷物をバッグで背負ってはいけない。背中は体を冷やすラジエター。荷物でふさぐとドッと疲れがくる。
問9 やはりサイクルジャージが必要ですか?
ロングライドは、とにかく汗をかく。専用ウエアは動きやすく、サッと汗を発散させ快適だ。寒い持期にも冷えを感じない。
特に大切なのが「レーサーパンツ」。分厚いパッドが縫い込まれ、お尻を痛みから守ってくれる。「お尻の線が…」という女性は、サイクリング用スカートで視線を隠そう。
問10 雨が降っても大会は決行ですか?
小雨なら決行。ただし、雨のロングライドは危険がいっぱい。マンホールや側溝の金属製のフタは滑りやすく注意。
また、点滅ライトや蛍光色ベストで車にアピールしよう。雨カッパも大切。雨に打たれると低体温症の危険が。カッパは値段と性能が比例する。予算が許せばゴアテックス製を選びたい。
問11 走り終えたら汗を流す場所がありますか?
大会によっては、ゴール近くの日帰り温泉を案内してくれる。ネットで調べて、帰りに乗車する駅や高速IC近くにある入浴施設を探そう。さっぱりとして家に帰れるぞ。