自転車って、どうやって遊ぶもの?

「自転車レースは見ていてカッコいいけど、自分にはとても参加できるものとは思えない。かといって一人で走っていても退屈…」
「『健康に良い』と自転車を勧められはしたものの、目標が無いと乗り続けるのは難しいなあ…」
そんな悩みをお持ちの方にお勧めなのがセンチュリーラン、ロングライド

自分のペースで、適度な負荷をかけながら 100 マイル(≒160km) を4~8時間かけて走ります。
100は英語でセンチュリー、なので “センチュリー” ラン
きっとこれならあなたにも無理なく続けられるはず。
健康作りにぴったりな運動として、各方面から脚光を浴びてます。

ただ走るだけで何がおもしろいの?


最近は自転車の楽しみ方が多様化しているとはいえ、 「自転車イベントといえばレースじゃないの?」とお考えの方は多いかもしれません。
そこで “レース” と “ロングライド(センチュリーラン)” を簡単に比較してみましょう。
ロングライドにはにはこんなに利点があるんです。

項目 ロングライド
センチュリーラン
レース
走行の安全性 集団で競わず、マイペースの独走 集団で走り、接触転倒の危険がある
コースの安全性 一般道をクルマと一緒に走る
交通事故の可能性
専用コースで交通事故はない
達成感 8時間ずっと楽しめて、おトク 160kmも走る、東京~静岡に匹敵 長くて1時間、遠征してもすぐ終わり
勝敗と栄誉 完走者がみな勝者 順位は無関係、走りの充実が大切 くじけそうな自己との戦い 優勝し栄誉を得る者は1人だけ 順位やタイムなど数字の世界 他者との勝負
制約 少ない、休息や飲食は自由に 制限時間は「持ち時間」 × 多い、遅ければ回収される 足切り時間は「終了時間」
クラス分け ない、年齢性別不問。 親子やカップルも一緒に走れる ある、細分化され、家族やカップルは同一クラスで走れない 一方、自分の適したクラスが分かりやすい
世界への飛躍 はじめはハーフの部(1日に60km)から。やがて慣れたらフルの部(1日に160km)へ。
ホノルルセンチュリーライドやバイクニューヨークなど魅力的な大会もある
・はじめはアマチュアのレースに参加
・そこで頭角を現し、実業団の登録選手に、
・日本選手権優勝の実績をひっさげ海外武者修行、やがてはツールドフランス出走も夢じゃない

いかがですか?
「なんかロングライドをひいき目に評価してない?」
なんて思われます?いえいえ。そんなことは有りません。

「自分への挑戦をしたい」、「今までにない手応えを得たい」。そういう人に、ロングライドはお勧めです。
無理して競わないため安全ですし、参加に対する制約も少ない。
それでいて走っている最中の爽快感や走り切った後の達成感の高さに惹き込まれるはずです。

さらにアピール(あるいは補足説明)

健康志向の方

自転車は無理なく長時間持続可能な有酸素運動。
脂肪の燃焼を促し、心肺機能が高められ、知らず知らずのうちに減量できる、そのほか多くのメリットがあります。
そしてロングライドの良いところはそれが楽しく出来ること。
日本各地、世界各地のコースを走り抜ける喜びはストレス解消にぴったりです。
「健康のために辛い思いをする」なんて長続きしませんから。

より長距離を目指す方

もしもロングライド やサイクルマラソンが物足りなく感じられるようでしたら、”グランフォンド” と呼ばれるイベントが向いているかもしれません。
獲得標高差 2000m を超える大会で、完走の難しさが上がります。
さらにその上にあるのが “ブルベ ” 。これは1回に200~600kmを走る自転車版ウルトラマラソン。
夜間も仮眠をとりながら、ひたすら走り続けます。
その延長上には、パリ=ブレスト=パリ 1,200km (90時間) やロッキーマウンテン 1,200kmなど桁外れなスケールの大会があります。

競技(レース)志向の方

人に勝ちたい、栄誉を得たい、目立ちたい、自慢したい。
そういう人には ロングライドより競技が向いています。
勝てば賞賛が待っており、周囲からも期待と尊敬のまなざしが注がれる。
これは嬉しい。注目度だってロングライドよりはるかに高いものです。